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思い出すとゾッとする場所に置かれてありました。行き止まりの細い
急坂の途中です。それでも我が車は切り返しをしながら下り坂に駐車
できました。ヒヤヒヤものです。さらに手前を細い用水が流れていて,
足場は極めて悪い。それでも(いつもながらの)置かれた場所が気に
入り,サイトに残すことにしました。大きな神木?その下の洞穴に1
体,そして手前には新しい道祖神を置く,その横には…。これは子孫
繁栄を願うものです。決していかがわしいものではありません。他に
も置かれた所はいくつもあります。その代表的なものが,P.787(ほだ
れ大神)です。
これはかなり摩耗が激しいですが,それでも何とか判別できる範囲で
す。典型的な酒器持ち道祖神,五穀豊穣が第一番の目的なんでしょう
か。因みに奥に置かれているものは,冬期の厳しい寒さに耐えるため
の被り物を両神被っておられます。こちらも酒器持ち道祖神です。手
前の道祖神と奥の道祖神をくらべて見ると,手前の方が格段に若い両
神だと分かります。そして被り物も小型化しています。右側の女神の
表情,(これまた勝手な想像ですが)幸せそうなお顔です。やはり若
いと夢がありますからねえ。
栃尾・本所<https://www.mapion.co.jp/m2/37.47351275794186,139.05519960375128,16>
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