No.541の再掲です。前回は午前中の訪問で逆光でした。そこで「光がたっぷりの午後に
綺麗な写真を残したい」と再訪問をしてきました。こういった素晴らしい双体道祖神を
見ると,助手も「いいねえ」と一言発しました。

前回メリハリのない写真で分かりにくかったのですが,まずは両神の周りの彫り物に目
が行きます。No.539(丸子:石井)ほどの立派なものではありませんが,付近に似たよ
うなものがないだけに目をひきます。ペンキが薄くなっていましたが,この双体道祖神
を知らせる大きな看板がありました。

両神ともに似通った正装?そして典型的な握手・肩抱きスタイルもいいですね。ちょっ
と恥ずかしげな男神,視線が外に向いています。やはりこういったときは女神の方が腰
が落ち着いている(いつの世も変わりがない?)のも微笑ましいです。なお,この石工
は被り物に随分思い入れをしているようで,両神ともに細部までしっかりと彫られてい
ます。好きだなあ。

<上田市平井寺:https://www.mapion.co.jp/m2/36.33574073026284,138.22263119680844,17>

拡大画像